■
死ね、クソが。
と 思った。
散々文句を言ってきたくせに、
こちらが言い返したら逃げて。
放置した挙句に上から目線で連絡してきて。
気にしてないフリして低姿勢でいたら、調子こいて元どおりの態度。
そんなアイツが、入籍をするという。
別に必ずしも結婚が幸せだって考えではないけど、本人は幸せなんだろうと思ったら、
じゃあ、あなたに生活壊された私は何?
と思う。
だから
死ね、クソが。
と 思う。
婚約破棄でもされればいいのに。
同じところまで、堕ちてくればいいのに。
さあ、さあ
こちらへどうぞ。
閉じた瞼
昔、好きなことや好きなものを人に言わない子供だった。
小学生の頃。
母が叔母に私がプレイしていたゲームのことを話し、従姉妹がそのゲームを始め、後から始めた従姉妹軽々と抜かされたのが堪らなく嫌だった。
それから、人に言って自分より好きになられたり上に行かれるのが嫌だから言わなくなった。
それからまた何年か経って、従姉妹に好きなものをバカにされた。
自分が好きじゃなかったら、バカにされずにすんだかも。
そう思ってから、ますます人に好きなものを言えなくなった。
ずっとそうだった。
家でも外でも、本当に好きなものは隠した。
そして大学。
こんな私にもなんとか友人ができた。
最初は好きなものの話題になった。
好きだけど当たり障りのないものを答えた。
そうしたら、友人の中の一人と思いがけず話しが弾み、初めて好きなものの話題を共有できることの楽しさを知った。
それから、少しずつ自分の好きなものを自分の中だけで楽しむだけでなく外に出すようになった。
だけどある時、友人にCDを貸したら無言で返された。
ふーん、と言った感じの態度。
もやっとしたが、その友人が好きだったので、まあそんなものかなと、自分の中の違和感に気付かないフリをした。
そんなことが何回かあった。
好きなものの話しをして、ふーんと言われたこともある。
最近、その友人と激しく揉めた。
そこで気持ちが離れて、やっと気付いた。
私は、ふーん、という態度を取られると激しく傷付くのだ。
私はこんなところが好きなんだよ
こういうエピソードがあってね
そういう話しがしたくて貸したのに、そういう態度を取られると何も言えない。
嫌い、だとか、好きじゃないと言われるならまだいい。
まだ会話のきっかけになる。
それか、はっきりと興味ないと言ってくれた方がいい。
でも、ふーん と言われてしまったら。
私は、なんだか、あなたにも興味がないと言われているような気持ちになってしまう。
本当に好きなものを勧めるのは、ある程度心を許した人なので(私の場合、そのボーダーラインがかなり高い)、そういう人にそういう態度を取られるのはかなりキツイ。
つい最近、母に 友人にふーんという態度を取られたのが嫌だったという話しをした。
その後、母は私が勧めたものに対して友人が同じ態度を取った。
嫌だったと言ったにも関わらず。
まあ、相手が自分の全てに興味を持ってくれるわけないし、どういう反応するかなんて相手の自由だ。
必ず望む反応をしてくれるわけじゃない。
でも、好きなものは共有したいし語り合いたい。
もちろん、それを好きな人が集まる場所なら話せるだろう。
だけど、そうじゃなくて、
自分の好きな人と、自分の好きなものを分かち合いたかった。
私のわがままだ。
だから、もう人に勧めるのはやめる。
自分だけの閉じられた世界で楽しむのもアリだと思う。
でもそれは寂しいから、それなら、何も好きじゃなくなればいい。
考えが飛びすぎてる感じも若干あるが、根本を突き詰めればそこに辿り着く。
また一つ、世界が色を失くした。
■
風邪を引いた。
今日で月1でしかもらえない2連休が終わる。
治らないまま、明日は仕事に行かないといけなさそう。
昨日は(日付変わってたから今日か)動くのも面倒で、部屋に行かず居間で寝た。
好きだったことにも興味が持てなくなって、
今までどんな時でも音楽だけは聴いてたけど、
今回は音楽を聴いてもただの音の連続でしかなかった。
歌詞はおろか、メロディすら頭に入ってこない。
それでも。
ただひとつ、好きな声だけは認識できた。
その声をききながら、浅い眠りを繰り返して、眠れると思ったところでヘッドホンを外した。
好きなことや楽しいことがポロポロと零れ落ちていって、それでもほんの少しだけ残っているものはあった。
それがいつまで持つかはわからないけど。
死ぬか…と思った時のこと
辛いって感覚すらもうなくなって、
ある日の深夜に、なんかもうどうでもいい死ぬか…と何となく思って、
家にあったネクタイで、首を吊ろうとした。
と言うか、吊った。
トイレのドアノブに引っ掛けて、輪っかに首を入れて。
目を開けてたか閉じていたか覚えていない。
ただ、視界は真っ暗で、一瞬だけフラッシュをたいたみたいにピカッとして、
指先がピクリと動いた感覚がして、
本には数10秒くらいで意識が飛ぶって書いてあったのに全然意識飛ばない…とか考えていた。
そのうちに何だか眠くなって、意識飛ばないし面倒臭い…と思い始め、
気が付いたらトイレの外にいた。
きちんと歩いてるつもりだったけど、やけにフラフラして、それが何だかおかしかった。
今思うと、死にかけていたと思う。
もしあのまま、もう少し長く首を吊った状態でいたら死んでいたかもしれない。
ただ、あの時は面倒臭くなっただけで死にたくなくなったわけではないので、また死ぬか…と思ったらフラッとあの世に行ってしまうかも。
最近の状態
食欲が落ちて、8月から7㎏くらい落ちた。
職場でお昼を食べるだけ。1日1食の日がほとんど。
その職場のお昼すら量が減った。
嫌な夢を見て熟睡できず、もうずっとまともに眠っていない。
以前は7時間くらい確保できていた睡眠時間が5時間以下になった。
職場には普通に行く。
不思議なことに、こんなおかしな生活になってからミスが劇的に減った。
職場から帰ってくると何もする気になれなくてイライラする。
仕事から帰ってきて、イライラして母に文句を言い、夜中まで何もせずにいる。